みなさん、急いで荷物を送りたい時ってありますよね。
そんなとき候補に挙がるのが「レターパック」と「速達」。
どちらも翌日配達が可能なスピード配送サービスですが、実際のところどちらが早くて、どちらがお得なのでしょうか?
今回は、エクスプレスメール(速達)とレターパック(手紙パック)の配送時間や料金を徹底的に比較してみました!
基本情報:レターパックと速達の特徴
まずは、それぞれのサービスの基本的な特徴を見ていきましょう。
1, レターパックの2つのタイプ
- レターパックプラス:600円(全国一律)
- レターパックライト:430円(全国一律)
- どちらもA4サイズまで、重さ4kgまでの荷物に対応
- プラスは厚さ制限なし、ライトは3cmまでの制限あり
手紙やビジネス文書の配送に特化した封筒型包装材として人気があり、
追跡サービスも付いているため、確実な配達が求められる場合に重宝されています。
2, 速達の特徴
- 通常の郵便物に速達料金を追加
- 重さやサイズによって料金が変動
- 最優先で配送される特殊取扱
- 郵便受けに投函可能
ビジネスでよく使用される速配サービスで、特に重要書類や急ぎの郵便物の配送に適しています。
配送速度:本当にどちらが早いの?
実は、レターパックと速達の配送速度はほぼ同じです!
ただし、いくつか注意点があります。
【発送時間帯による到着予定】
午前中発送の場合
配送区間 | 到着予定時間 |
---|---|
東京→北海道/青森/栃木/大阪/鹿児島/沖縄 | 翌日午前中 |
北海道→沖縄 | 翌日午後 |
青森→鹿児島 | 翌々日午前 |
青森→大阪 | 翌々日夕方 |
午後発送の場合
配送区間 | 到着予定時間 |
---|---|
東京→栃木/大阪 | 翌日午前中 |
東京→北海道/青森/鹿児島/沖縄 | 翌日午後 |
北海道→沖縄/青森→鹿児島 | 翌々日午前 |
青森→大阪 | 翌々日夕方 |
受け取り方法の違いで変わる到着時間
配送速度は同じでも、受け取り方法の違いによって、
実際の受け取り時間が変わってくることがあります。
1, 速達の受け取り方法
- 基本的には受取人への手渡し
- 不在時は郵便受けに投函可能
- 郵便受けに入らない場合は不在票を投函
速達は配達時に受取人が不在でも郵便受けに投函できるため、確実に届けられるのが特徴です。
スピード配達を重視する方には、この点が大きなメリットとなります。
2, レターパックプラスの受け取り方法
- 必ず受取人への手渡し
- 受取人の署名が必要
- 不在時は不在票を投函し持ち戻り
対面配達が原則のため、受取人が不在の場合は再配達となり、
受け取りまでに時間がかかる可能性があります。
3, レターパックライトの受け取り方法
- 郵便受けへの投函
- 受取人不在でも配達完了
- 追跡サービス付き
ポストインタイプのため、受取人が不在でも確実に届けられます。
配達料金も安く、追跡機能付きで安心感があります。
料金比較:どっちがお得?
それぞれの送料を詳しく比較してみましょう。
【定形外郵便(規格内)との比較】
重量 | 速達料金 | レターパックプラス | レターパックライト |
---|---|---|---|
50g以内 | 440円 | 600円 | 430円 |
100g以内 | 480円 | 600円 | 430円 |
150g以内 | 570円 | 600円 | 430円 |
250g以内 | 620円 | 600円 | 430円 |
500g以内 | 910円 | 600円 | 430円 |
1kg以内 | 1,150円 | 600円 | 430円 |
この比較表を見ると、重さに関係なく一定料金のレターパック(ライト)の方が、
運賃が安くなりやすいことがわかります。
特に重い荷物を送る場合は、レターパックがコスパ抜群です!
より具体的な料金の比較と選び方
重さと厚みによって、最適な配送方法が変わってきます。
実際の用途に合わせて見ていきましょう。
【厚さ3cm超の荷物の場合】
重量 | 速達(規格外) | レターパックプラス |
---|---|---|
150g以内 | 690円 | 600円 |
250g以内 | 750円 | 600円 |
500g以内 | 1,060円 | 600円 |
1kg以内 | 1,320円 | 600円 |
2kg以内 | 2,040円 | 600円 |
4kg以内 | 2,440円 | 600円 |
厚みのある荷物は、レターパックプラスが圧倒的にお得です。
送料の差額が大きいため、配送コストを抑えたい場合の最適な選択肢となります。
知っておくと便利!配送のコツ
1, 発送のベストタイミング
- 午前中の早い時間帯に発送
- 大規模郵便局の窓口を利用
- 集荷時間をチェック
窓口での発送は料金の確認やレシートの発行ができ、安心して送れるメリットがあります。特に急ぎの場合は、大きな郵便局の利用がおすすめです。
2, 荷物の内容による注意点
- 電子機器類はトラック便になる可能性
- 航空便規制対象品は配送に時間がかかる
- 重要書類は追跡サービス付きが安心
特に電池を含む製品を送る場合は、配送方法が変更される可能性があるため、余裕を持った発送計画を立てましょう。
3, コスト削減のポイント
- 定形サイズに収まる場合は折りたたむ
- 薄い荷物はレターパックライトを選択
- 重い荷物はレターパックプラスが有利
送る内容物に応じて最適な方法を選ぶことで、送料を抑えることができます。
まとめ:状況に応じた最適な選択を
配送速度はほぼ同じでも、料金や受け取り方法に大きな違いがあるレターパックと速達。
状況に応じて使い分けることで、効率的な配送が可能になります。
1, レターパックがおすすめな場合
- 重い荷物を送る時
- 追跡サービスが必要な時
- 料金を明確にしたい時
2, 速達がおすすめな場合
- 受取人が不在がちな場合
- 薄くて軽い荷物の場合
- 必ず早く届けたい場合
確実な配達と手頃な料金を求めるなら、レターパックがおすすめです。
ただし、受取人の在宅状況や荷物の特性によっては、速達の方が適している場合もあります。
最後に、配送サービスの選択は、単に料金だけでなく、
受取人の状況や荷物の特性、緊急性なども考慮して決めることをお勧めします。
この記事を参考に、あなたの状況に最適な配送方法を選んでください!